国立競技場のピッチ見学
明日は、いよいよ国立競技場で「清水エスパルス」vs「ジェフユナイテッド市原・千葉」が開催されます。試合前と後のピッチを視察させていただきます。
僕が 芝生の雑学 東京40まいる - YouTube を開設した当時、国立競技場は東京オリンピックに向けて工事中でした。「いつかはココの芝生に触れたい!」と志した地です。4年の時を経て、また一つ夢が実現します。
芝の命のチカラを最大限引き出すピッチづくり
以前の投稿でサッカースタジアムのピッチは、「その環境における芝の命のチカラの最大値を引き出す」という点で、次元は違えど、家庭園芸で究極の芝生を目指す人と、多くの共通項があることをお伝えしました。ピッチの芝生を学ぶことは、芝の命を学ぶこと。家庭園芸にも活かせる様々な気づきの宝庫なのです。
芝生を知ればもっと、サッカー観戦は面白くなる!
芝生のコンディションや床土の硬さは、選手の身体能力の発揮や、ボールの物理的転がり、弾みに直接影響します。ピッチは戦略。選手達の身体的な感覚・直観的判断に影響を与える重要な要素です。
通常は、ホーム・アウェイという形で、それぞれのチームに有利・不利があると思うのですが、今回のステージは、国立競技場。双方にとってピッチの違いがどう、試合展開に影響を与えるのか、興味は尽きません。
どちらのホームスタジアムも、その土地の気候・環境・使用条件に合った最高値を引き出しています。
清水エスパルスのホームスタジアム IAIスタジアム日本平
以前、ブログでご紹介した、清水エスパルスのホームグラウンド「IAIスタジアム日本平」は、おそらく全国で一番ピッチが柔らかくて弾力性があるスタジアム。芝丈は短い。
ジェフユナイテッド市原・千葉のホームスタジアム フクダ電子アリーナ
首都圏からの交通の便が良く、利用頻度が高いため、過酷な条件下でピッチの品質をキープし続けるフクダ電子アリーナ。ピッチはやや硬めのしっかりした踏み心地のスタジアム。
芝生は選手の感覚や身体能力の発揮を左右する
将来のスター選手を目指す子供は、できる限り、世界のステージと同じ「芝生グラウンド」で練習し、そこで感覚を磨き成長ができたら、より良いです。
それを、自治体や地域企業みんなで育んでいるのがこの取り組みです。
このポット芝は、すでに出荷され、各地の芝生グラウンドとして役立っています。
こういう努力が、未来の優秀な選手を育て、世界で活躍できるスター選手をつくる。
芝生を介した壮大な夢が詰まっているのです。
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