芝生の雑学 東京40まいる

芝生の手入れに役立つ雑学専門ブログ

2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

晩秋の芝生は、毎日変化する ~季節を何倍も楽しむ趣味~

今日は10月の最終日。晩秋にあたる季節。この時期のコウライシバは、毎日、少しずつ変わっていくから、朝、雨戸をあけるたびに楽しいですねー。 今朝、雨戸をあけた時に撮った我が家の芝生 秋口に、葉緑素を増強して濃い緑になった芝は、来春のためのエネル…

芝生見学会での学び 岩手(日本芝草学会)山形(Hasqvarna YAMAGATA)

2022年10月19日(水)から岩手県入りし、日本芝草学会の芝生地見学会(in北上)に参加してきました。 jsts.smoosy.atlas.jp その後、山形県にあるオートモアショップ Hasqvarna YAMAGATA 斎藤商会さんを訪問し、齋藤社長、ハスクバーナ・ゼノア 澤田さん、…

家庭園芸タマリュウよりも陽気な日陰芝生セントオーガスチングラス

家庭園芸では、庭の陽当たりやその場所の性質によって適合する植物を選択するのが肝。我が家は、住宅密集地で南側すぐに家があるんで、その日陰で庭の面積の1/3は、一年を通じて日あたりが悪く、コウライシバが育たないエリアがあります。 画像上部は、一…

芝生の休眠落ちと病害落ちの見分け方、最悪の場合の対処法

芝はピークを過ぎると、植物ホルモンのバランスが変わり、護りの植物ホルモン、アブシジン酸の影響が強くなります。 アブシジン酸は、果物の果肉にたくさん含まれている植物ホルモンです。果物のタネは、果肉に含まれているアブシジン酸のおかげで真冬に発芽…

学生にオススメ!日本芝草学会2022年度秋季大会のプログラムを公開

学会秋季大会のホームページ運営は東京40まいるが担っております。大会プログラムの詳細が届きましたのでお知らせします。今回の運営委員会は静岡県チーム。テーマは「静岡・21世紀芝生の多様化」芝草先進地域からの情報発信なので楽しみです。池村博士の静…

秋の芝生用殺菌剤散布は、来春のためにやる(春はげ症等の予防)

春の病害の病原は、なるべく秋のうちに数を減らしておく 芝生の病害発生のメカニズムについては、農業マガジン等に詳しく記しました。秋は病害発生の3要素が整いやすい季節。ついつい足許の病害に目が向きがちですが、我が家のコウライシバ管理の年間プロセ…