世の中、芝刈り機の騒音に悩んでいる人は多い
新開発の特許技術で、これまでにない静かさを実現した新型芝刈り機、キンボシジャパンモアーGSJ-2500については、昨年夏の発売と共に在庫が一気に売り切れ、以後は受注生産となってしまったために、簡単には入手できない状態が続いていました。
本日、午前9時から5月8日(日)23:59までの間、期間限定で受注生産を追加で受け付けてくれるそうです。
芝は頻度多く刈れば刈るほど、密度濃く美しくなる。住宅密集地では「騒音」がこれをできなくする。
芝はイネ科植物。本来は「より高く穂を伸ばし」子孫を残す種をつくるために生きています。高麗芝など、種が退化し栄養繁殖にシフトした今も、この性質は残っています。
だから、芝刈りをしないで放置していると、美しい姫高麗芝でも、こんな姿になります。
芝は上に伸びることを抑え続けられると、横に分けつして葉の数を増やす
ゴルフ場名門コースでは、グリーンやフェアウェイを毎日刈り込むのはこの性質を利用しているから。家庭の芝生マニアなら誰でも知っている、「美しい芝生づくりは、芝刈り頻度」なのです。
適正な芝丈はその庭の日照条件により限界値があります。だから低ければ良いというものではありません。
大切なのは芝丈を一定の高さ(長さ)に保ち続け、「これ以上、上に行けない」と芝に危機感を与えることです。そうすれば、上に伸びるチカラを横に茎を増やし葉を増やすチカラへと配分するようになります。芝はそういう植物なんです。
しかし、芝刈り機の音は近隣住民にとっては「騒音」です(社会的制約)
試しに、Twitterで「芝刈り」「騒音」で検索してみると、被害を受けている人のTweetがたくさん出てきます。住宅密集地で毎週末(或いは毎日)芝刈りをされると、その作動音を不快に思うご近所さんは多いのです。
僕自身、ご近所トラブルを経験しました
僕は芝の性質を熟知しているから、7月~8月の夏芝の最盛期には、できることなら毎日芝刈りしたい。しかし勤め人は平日の日中芝刈りすることができず、どうしても芝刈りが夕暮れ後になりがちです。
引っ越してきて早々、「芝焼き」と「芝刈り機の騒音」でご近所トラブルになりました。(そりゃそーだw)
芝生マニアの僕としては「どうやって芝刈り頻度を上げるか?」はとても重要。
それはつまり、「どうやって騒音問題を解決するか?」なのです。
家庭の芝生の「騒音対策」と「芝刈り頻度」の両立で辿りついた芝刈り機はロボット芝刈り機とジャパンモアー
ジャパンモアーは、昨年の夏発売でしたので、それまではロボット芝刈り機一択でした。
ロボットは、毎日どころか一日に何回も刈り込むことができるので、芝の生理(上に伸びることを抑え続けることで密度を濃くする)の観点で究極です。
現在は日本の市場では普及が進んでいませんが、近い将来、必ずロボット掃除機ルンバのように、家庭市場に浸透すると思います。
そこに、昨年の夏、あらたに加わった選択肢がジャパンモアーGSJ-2500
我が家の環境では、待望の「夕暮れ後芝刈り」が可能になりました。実証は動画でご覧ください。真夏に窓を閉めてクーラーをかけている状態では、家族でさえ芝刈りに気づきませんでした。
これ、ライブ配信でしたから音量「インチキ」できないでしょ?w
この動画を制作していたときは「ふるさと納税の対象になる!」と思っていたのですが、残念ながら対象ではありません。現在のところ「直販」「受注生産」のみが新車の入手手段です。惜しいなぁ。。。
いずれにしても、ジャパンモアーGSJ-2500は、「住宅地で騒音が気になる環境だけど、美しい芝をつくるために頻繁に芝刈りしたい人」にオススメの芝刈り機です。
信じるか?信じないか?はアナタ次第
僕のYouTubeチャンネルは、開設から丸3年が経ち、芝生専門チャンネルとして僕自身も様々なプロ資格を持つことにチャレンジすると共に、複数の学会に所属し、今では、この業界の多くの企業さんや識者の先生方に動画制作のご協力をいただいております。
「活動が先!協賛はあと!」のパターンで、いずれのスポンサーさん、協力者さんとも「家庭の芝生、良くしようゼ!」「芝生の面白さ、もっと知ってもらおうゼ!」の心で繋がってるんですが、一部、それをわかってくれない人がいるようで悲しいです。
ジャパンモアーを開発したキンボシ株式会社さんとは、2021年7月までなんらお繋がりがありませんでした。僕が一方的にナイスバーディーモアが好きで、勝手に動画を作っていたダケ。それらの過去動画をご覧になって内容をご称讃いただき、お声をかけていただいたのが、お付き合いの始まりです。
正直なところ、ジャパンモアーが売れたって、現在、僕にはお金が一銭も入りません。
本当にイイと思うから、気合入れて紹介しているダケの事です。
それよりも「家庭の芝生」市場は、情報の大混乱期。なんとかしないと!
昔は、芝生研究家の先生方が、家庭の芝生づくりのために実にたくさんの書籍を執筆してくれました。本を介して「知見をお金で買う」ということが成立していた時代です。
ネットの普及により「情報はタダ」という価値観が一般化してしまったせいか、本を買う人が減ってしまいました。書籍を買う、買わない以前に、「知見にお金を払う」という価値観が薄れてしまったのでしょうね。
その結果、芝生に関しては「プロの知見」が家庭に届きにくい状態。新しい知見が入って来ないから情報は薄まったり変化したりしてしまいます。正しい情報はどれ?
※なかには、Lineオープンチャット「芝生ひろば」みたいに、管理チームがしっかり運営している実践者同士の素晴らしい情報交換コミュニティーがあって、プロも気づかぬような発見もあります。だから一概にデメリットだけではありませんケドね(^^)
現行販売されている、定番書籍、趣味の園芸「芝生」だって、2005年以来刷新されておらず、著者のお一人、浅野義人先生は2007年に他界されています。
久しぶりにこの世に誕生した芝生づくりの教科書、武井和久先生の書籍も、初版のみで休刊(事実上の廃刊)です。
この現状をなんとかして、「家庭の芝生」と「プロの知見」を結ぶ、あらたな構造をつくることを老後のライフワークとしたいと思っています。
僕のYouTubeやブログでは、そんな思いで情報発信していますので、本当にイイと思った道具、本当にイイと思ったやり方しかご紹介しませんよ。
信じる人はチャンネル登録を(^^) (それかい!w)
次の動画か、YouTubeライブ、ブログでお会いしましょう。
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では、また!