芝生の雑学 東京40まいる

芝生の手入れに役立つ雑学専門ブログ

AmazonがiRobot(ルンバ)を買収することで起こること えっ?芝生も??

昨夜、とんでもないニュースが飛び込んできました。ロボット掃除機ルンバでお馴染みのiRobotアイロボット)が、Amazonに買収されるそうです。

www.nikkei.com

Amazonの仕組みは完全です。成功の暁に待っているものは買収。

Amazonマーケットプレイスの仕組みは完璧で隙がありません。

出品者に購買層への効果的なリーチのベネフィットを与え、購買層には、品揃え・価格・補償で最も有利なマーケットを提供することで、市場全体を掌握。

購買層の購入特性は、個人単位で詳細に把握し、世界中の情報を集めて膨大なビッグデーターを形成。どの出品者がどの程度伸びる可能性があるのか、製品の在り方、売り方、使い方までも完全分析。

Amazonにはその未来の可能性の範囲(輪郭)がくっきり見えるから「勝ち組」の抽出も容易にできます。

東京目黒のAmazon

明らかな支配的地位の勝ち組企業には、Amazonの圧倒的資金力を使って自らが買収。自社に取り込むことで、Amazon自体が社会の仕組みの運営母体になって、新しい社会価値を創造し続ける。

そう、Amazonは単にモノを売り買いする市場(いちば)ではなく、世界の社会構造を担うインフラなのです。

ある意味、恐ろしい(対抗できない)完璧なシステムです。

出品者の成功の暁に待っているものは「買収」です。Amazonマーケットプレイスに参加している出品者は、気づかぬうちに、Amazonの買収プログラムにエントリーしているようなもの。

自らの製品特性や、購買特性をすべてAmazonが掌握してしまうわけですから、Amazonへの出品企業は、同時に手の内を知り尽くされている支配的な「競合」を作ってしまうわけです。

一部、Amazonを使わない企業が増えているのは、これに気づいたから。

ついに、22世紀の未来に向けた家庭内の進化が加速

その支配的に強いAmazoniRobotを買収することで起こるのは未来の生活への急加速です。

Alexaとの連携で、ルンバが家の中を動きまわるスマートホーム端末となり、Amazonは、世界中の家の中を知り尽くす膨大なデータを手に入れることになります。

これにより、家の中の改革が始まり、いままで誰も思いつかなかったサービスが始まることでしょう。

我が家にもロボット芝刈り機研究用のルンバがあります

ルンバは、ロボット掃除機としてではなく、Amazonが人とつながる「動き回る端末」として、人の生活を急速に変えていく可能性があります。

芝生愛好家として、ハスクバーナ派としてロボット芝刈り機市場の急成長に期待する

ルンバのiRobotは、実は「ロボット芝刈り機」を開発済です。しかし、商用化直前の段階で2020年に「凍結」しています。newspicks.com

これは僕の勝手な想像ですが、おそらく凍結を判断した当時、世界的に圧倒的シェアを有するスウェーデンのHusqvarna(ハスクバーナ)に勝てないと判断したのでしょう。

しかし・・・この「凍結」の情報は、現在はネットから消えています。(消された?)

Amazonが、世界中の庭の情報収集端末として、このロボット芝刈り機を見逃すハズがなく、いずれはロボット芝刈り機市場の掌握に動くのは間違いないと僕は考えます。

それをiRobotの技術で実現するのか?ハスクバーナの買収で実現するのかはわかりません。

家庭用ロボット芝刈り機の近未来(スマホで芝生を管理する)

近い将来、芝庭の管理は、スマホ一つで楽しめるようになると思います。

我が家で使用しているハスクバーナロボット芝刈り機オートモア305

既に、ハスクバーナ オートモアのGPSユニット付き機種(オートモア305ではオプション)では、ロボット芝刈り機のコントロールと、結果の掌握が、スマートフォンで遠隔操作が可能です。どこに居ても、庭のロボット芝刈り機の状態を把握・管理することができます。

スマホでロボット芝刈り機を遠隔管理 オートモアコネクト(オプション)

オートモアコネクトはプロショップでのみ取付可能。(保証のため封印されます)

GPSユニット取付の貴重映像(オートモアショップハスクバーナYAMAGATA 斎藤商会)


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www.saitoagri.com

カメラ・水・芝刈りの遠隔操作が揃えばスマホで芝生の基本管理が可能

まるでゲームのように、スマホをいじることで、リアルな芝生づくりが楽しめる。

庭の状態を撮影する遠隔「カメラ」と水管理のための「スプリンクラー」の遠隔操作が揃えば、たとえば遠隔地の別荘にある庭の芝生管理を、いつでもスマホで楽しむ・・・なんてことができちゃうのです。

芝生管理は、芝刈りと水管理が肝

まさに、リアル(現場の芝生管理)とバーチャル(スマホ画面で楽しむ)の融合です。

技術的には、今すぐ実現できてしまう段階。(夢ではなく現実です。)

Amazonは、それを実現する世界的インフラを既に持っています。

ロボット芝刈り機市場の変化にも注目

世の中は、AmazonによるiRobot買収で、ロボット掃除機ルンバが造る新しい世界に期待することでしょうけど、僕たち芝生愛好家は、静かにロボット芝刈り機市場の進化に注目したいと思います。

現在のオートモア新機種と先行機種の進化はこんな感じです。記録として貼っておきましょう。ハスクバーナは既にネットワークを介したAIとの連携に向けた準備(現行機種の制御システムの仕様)を始めていますよ。


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僕はもちろんHusqvarna(ハスクバーナ)オートモアに、この市場はがんばってもらいたい。iRobotが「脅威」となるのか、進化の「機会」となるのか。

微力ながら、小さな小さな1利用者として、情報発信を続けていきたいと思います。

今は第四次産業革命(デジタルトランスフォーメーション)

結果が出ているであろう5年後、このブログをもう一度読んでみてくださいね

私たちはまったく違う未来の生活にいる可能性が高いです。この時代を生きることができるのは幸せなことです。なにしろ革命の連続。1年単位で社会構造がガラリと変わることの連続です。

無機質なデジタルの世界

変化の濁流の中を生きていくには、大局だけを見定めていくある種の鈍感力(細かいことに左右されず、大きな流れだけを敏感に読むチカラ)が求められます。

しかし・・・

お庭に芝生がある生活・・・週末のリフレッシュにちょうど良いですよ。

僕たちは人間。時には、生物・植物のイノチと向き合って、本来の人間らしいスローペースを取り戻すことも必要。そういう緩急の生活の中から感度を磨いていくのです。

身体も心も壊さず、前に進み続けるには、自分が「生物であること」を忘れないこと。


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僕も平日は超高速のデジタル社会を生き、週末は超アナログな庭の芝生いじりを楽しむ人です。オフタイムはのーんびり、ゆーっくり芝のイノチや季節の小さな移り変わりを感じ、生物として過ごしています。

「非日常」が生物としての自分・・・だなんて、おかしな話ですけど、これが現実。21世紀とはそういう時代です。

我が家の小さな芝生。僕が季節と生命の動きを感じるリフレッシュ空間です。

これからは、ますます「人間らしさ」を自分で工夫して保っていかなければならない。デジタル社会を追いかけ、けん引している皆さん、敢えてココで植物を育ててみませんか? 日常と真逆の趣味は、発想が豊かになって面白いですよ。

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次の動画かYouTubeライブ、ブログでお会いしましょう。

では、また!