我が家で使用実績のある芝生道具を一挙ご紹介
芝生用の道具や資材は、ロングライフなので、一度使うとなかなか他の道具を使う機会がありません。このブログでは、我が家で使用実績がある「春季お役立ち道具」を一挙にご紹介します。
掲示内容は、この動画の内容に沿っています。
枯れ芝の除去に役立つアイテム
冬の間倒れて寝てしまっている枯れ芝を、刈込しやすく起こす道具
我が家では大進の先端が丸いレーキを使っていますが、現在は売られていない?のかもいしれませんね。年間を通して、このようなステンレスレーキがあると便利です。
枯芝の除去道具
前述のステンレスレーキで手動で行うことも可能ですけど、圧倒的に労働力・時間を短縮できるのが電動サッチングマシン。
イチオシは、キンボシ電動ローンコーム LCA-260RWです
地表のみならず、地下最大12mmまで掻くことができる家庭向け本格マシンです。
一部、部材が入ってこないために、現行在庫後は目途が立っていない模様。購入予定の方はお急ぎいただいたほうが良いかもしれません。キンボシ公式しばたんブログより
安くおさめるなら、京セラ LM2310、2810のサッチング刃オプション
なっとうごはんさんが長年愛用していたLM2810もあります(我が家にはありません)
キンボシ専用機と、京セラLMシリーズのオプション刃の違い
どちらがご自身に合っているか、この動画をご覧になってご判断ください。どちらも良いです。本格か、簡易かの違い。
根切り・サッチングマシン コードレス本格機が上陸予定
まだ未発表ですが、本格的なサッチング専用機が日本市場に上陸します。
僕のチャンネルでは、5月頃、レビューできる予定ですので、
コードレスの本格サッチングマシンが欲しい人は、発表をお待ちください。
なお、使用感ですけど、やはりキンボシLCA-260RWが、この価格帯最強であることは変わりまりません。
新製品、コードレス本格機は、専用機としての実力はもちろん兼ね備えている上、他のコードレス機器でのバッテリー利用など、総合的な拡張性に魅力があります。
粗削りには以下のとおりです
■サッチ除去能力
キンボシ > 未発表コードレス > 京セラ
■拡張性
未発表コードレス > 京セラ > キンボシ
■使いやすさ(コードレス)
未発表コードレス のみ
芝刈り機 枯芝の除去はリール式には高負荷です
リール式はハサミの原理。生きた芝の汁が、刃と刃の潤滑剤。
草の液がでてこない「枯芝」の刈込は、かなりの高付加がかかります。
本来は、枯芝刈りには、リール式よりロータリー式のほうが向いています。
京セラ LMR-2310
超ロングセラーでリーズナブルなモデルです。替え刃も1000円少々と安い!
僕は、前オーナーから引き継いで、この芝刈り機を持っています。
枯芝の除去作業に最も向いているのは、このモデル。
あまり、芝刈りをせず、シーズン中も月に1回位しか芝刈りしない人には、このモデルが向いています。
芝刈り機の選び方については、この動画をご参考に。
葉先を美しく刈り揃えるなら、断然「リール式」
僕はこのモデルの前身、ナイスバーディーモアを愛用しています。使用回数は数百回に及びますが、とにかく壊れない。さすが日本製です。今年の枯芝除去も、ナイスバーディーモアで実施しました。
枯芝除去につかう芝刈り機の結論!
シーズン中も、ほとんど芝刈りしない人(年数回)なら、ロータリー式がオススメ。
芝生の美しさにこだわって、週1回芝刈りする人は、リール式がオススメ。
ご近所の騒音が気になる場合は、ジャパンモアー一択だと思います。
なお、高級機バロネスLM4Dと、キンボシ芝刈り機の違いについては、過去にブログにまとめていますので、こちらをご覧ください。
枯芝のカス除去には、圧倒的な風量の120iBがオススメ
おそらくこの価格帯のバッテリー機では、最も風量が多く風速も大型台風並みの46m/s
芝目に落ちた枯芝を一気に、スッキリ吹き飛ばします。ほうきちり取りより圧倒的に楽ですっきり除去できます。
芝の根を強くする、農薬登録済のホンモノ漢方資材アルムグリーン
シーズン中、2月終わりから10月初旬まで、2週間に1回のペースで散布すると、芝本来のチカラを刺激して、丈夫に育ちます。※ 漢方なので継続して使用しないと効果はありません。
アルムグリーンは、生きた発酵資材です。買い溜めはオススメしません。
必要な量を、欲しいときに調達するのが、薬効の観点でも一番良いです。
天然生薬なので、急な増産ができませんから、買い占めはしないでください!
みんなで、大切に使っていきましょう。
土の中に埋めると発根効果が高いアルム顆粒
床土に混ぜ込むと、生薬がじわじわと溶け出して根の発根を促進します。
我が家の根切り・コアリング時の定番使用アイテムです。
梅雨の季節などにも、重宝します。
目土・目砂
いろいろ試しましたが、結局のところ、病害の原因となるのは外から持ち込む土。
ちょっと高いけど、絶対に病害を持ち込むことのない安心感から、我が家では、バロネス目土・床土、バロネス目砂・床砂 しか使わなくなりました。
これによって、発生病害の原因の特定がしやすくなり、効果的な病害防除策が打てます。結果として・・・これが一番安い。(ほとんどは輸送料だと思います。)
目土・目砂を均一に撒く機械
今年から使い始めましたが、こんなに便利ならもっと早く導入すればよかったです。
価格もそんなに高くありません。組み立ても、迷う要素なし。さすがドイツ製。クオリティー高いです。バロネス目土に対応していることは我が家で実証済。つかえます。
扱いやすい芝生専用肥料
バロネス芝生の肥料
何も考えず、ただ所定量の範囲内で均一に撒くだけで、大きさがバラバラに加工された粒が、肥効を自動で調整してくれる優れもの肥料です。
イデコンポガーデンEV
完熟有機肥料ベースの優しい遅効性肥料。芝をゆっくり穏やかに育てたい人に向いています。撒いても急には効きません。約2か月後に健康な美しい芝になります。
土壌処理型芝生(日本芝)用除草剤
肥料成分入りの除草剤。簡易的に使用できて、あらたな雑草が芝地に根を下ろすのを効果的に阻害します。
生えちゃった小さな雑草に効くのはこの薬
チドメグサなど、芝生に混入しちゃうと取り除くのが難しい雑草には、スプレータイプの茎葉処理剤が有効です。この薬剤を使う場合は、雑草はむしらず、そのままの状態で上からかけます。
雑草の生理サイクルを使って、雑草体内を循環させ、根から枯らす薬です。
本格的にスズメノカタビラを除去したい場合はプロ用除草剤
ゴルフ場用の除草剤ですが、しつこいスズメノカタビラを一掃する卓効があります。
この薬剤は最終手段です。日本芝を枯らすことはありませんが、少し足踏みすることがあります。この点だけは覚悟して使いましょう。
殺菌剤については、過去のブログで詳しく解説していますので、こちらをご覧ください
ブログ内のリンクから、それぞれの薬剤の解説ブログをご覧いただけます。
以上が、春季編動画でお話した内容の実践に役立つ道具と資材です。
それぞれの環境に合った素敵な道具にめぐり会えると良いですね。
迷ったときには、この動画のコメント欄でご質問いただければ、できる限り詳しく回答いたします。
次の動画か、ブログでお会いしましょう。
では、また!