芝生の雑学 東京40まいる

芝生の手入れに役立つ雑学専門ブログ

真夏の芝生の手入れに役立つ安心な肥料と資材 月刊 家庭の芝生 8月号より

月刊『家庭の芝生』8月号を公開しましたので、この季節に役立つ、芝生の手入れや管理の道具と資材。実際に使った僕だからわかる実用レビューを、動画の流れに沿って、連続してブログにまとめていきたいと思います。

第1弾は、「肥料・資材」

真夏を安全に過ごして、来年の芝につなげるためのオススメ資材と考え方をご説明します。我が家は、芝生管理がとてもラクです(^^)


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03:46 【3】条件が悪い我が家の護り戦術

イデコンポガーデンEV

このシーンに登場する、我が家のメイン肥料です。

芝のことがよくわからない人でも、安全に芝が育つために必要な肥料分を土の中に与えることができるのでオススメです。

 真夏の肥料での失敗の多くは、自然界にない速さで土壌に様々な元素を突っ込むことによって、土壌が化学的に変化を起こし、ゆーっくりと生きている芝の根との浸透圧のバランスを崩すことによって起こります。(最初は見違えるように青くなるので、つい「もっと美しく!」と考えてしまうのが人間の性)

土壌は化学(反応が速い)。芝は植物(反応が超遅い)。「激変」を避けるのが安全に芝を育てるコツだと僕は思います。

イデコンポガーデンEVの良いところは、「自然の摂理」に従って、ゆーーーっくり2か月もの時間をかけて、土壌をおだやかに「芝が肥料分をたべやすい状態」にしてくれる点です。

我が家では、6月にこれを撒いたので、2か月経った”今(8月)”が、養分の食べごろ。こんなスローで安全な肥料のあげかた・・・というのもありますよ(^^)

05:57 【4】芝の根を強くするアルムグリーンの定期散布

漢方農薬 アルムグリーン

我が家のように、日照が悪い庭では「根の充実優先」の戦術をとるしかありません

年間を通じて日照が悪い庭なので、「春の萌芽のスタートダッシュ」(真夏のピークまでの生育期間に影響)がとても大切。

そのためには、この8月、如何に根を大きく育て、キャパを大きくするか

そして9月からは、その根に如何に来春の萌芽のための養分・炭水化物を備蓄させるかが、重要になってきます。

僕がもっとも頼りにしている資材です。

 天然生薬・・・っていうと「本当に効くの?」っていう点が、なんとも胡散臭いわけですけど、アルムグリーンは大丈夫!

なぜなら、農林水産省の「農薬登録済」の正真正銘の「農薬」だからです。(効果が実証できない資材は登録ができません。)

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アルムグリーンは農薬登録されています

www.almnet.co.jp

根の発根・活着に効果があることは、農林水産省が認めているので、あとは「使い方」だけの問題

天然生薬で構成されているので、散布後、約2週間で完全に効果はなくなります。

逆にいうと、2週間に1回のペースで散布しつづければ、常に薬効が芝の根に働きつづけることになります。

人間の漢方薬とまったく同じです。決められた用法・用量を守って、ながーく継続することで、次第に体質が変わってきて、根本から治っていく。

アルムグリーン 2リットル

アルムグリーン 2リットル

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我が家の芝では、毎年、芝が活動する期間(2月から10月)は、2週間に1回、継続して散布しています。ハゲと病害虫だらけだった我が家の庭の芝が、年々、強くなっていくのは、アルムグリーンの継続使用のおかげだと実感しています(^^)

漢方なので、長く続けないと意味がありません。はじめは「何も変わった気がしない」なんだけど、やがて「そーいえば、なんか芝が調子いいな」って効き目を実感できるようになると思います。そういう時間軸の効き方です。

せっかちな人には向いていません。植物とじーくり向き合える、

芝に愛情を注げる人向けです(^^)

 

次のブログに続きます。お楽しみに。

何をお話するかは、この動画をご覧いただければ幸いです。


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