芝丈はいったい何cmがイイのか ・・・庭と芝によります
8月の暖地型芝(高麗芝など)は、一年で最も生育旺盛なので、葉の長さを最適かつ一定に保つほど、密度濃く美しく仕上がる可能性があがります。
この季節の「芝刈り頻度を上げる」というのは、「低く刈る」ことではありませんので誤解なくお願いします。そのお庭の環境(特に年間の日照条件)に合った「最適芝丈」を「変動させずにキープする」という意味での芝刈りです。
恵まれた環境で強い芝を育てているご家庭では、もしかしたら低刈りが最適刈り高なのかもしれません。
我が家のように日照が少ない庭の場合は、この8月、すでに陽が傾き始めている影響を受け、日陰が多くなってきますので、相応に長い芝丈が必要です。
過去3年間の観察の結果、どうやら我が家の「最適刈り高」は、この季節、2.0cmが良さそうです。
月刊『家庭の芝生』8月号では、庭の条件により異なる8月の芝生の手入れの違いに触れています。まだご覧になっていない方は、ぜひ、ご覧ください。
芝丈を一定にキープすると何がイイのか?
極端な話、毎日芝刈りをすることができたなら、庭の芝丈は常に一定。芝の個体差に関係なくすべての葉に均一に日光を当てることができると共に、芝には常に上方向への伸びの規制を与えることができますので、生存本能から横へ横へと葉を増やす活動が促される効果が期待できます。(エネルギーの不足を補うための生存本能を刺激)
しかし・・・毎日刈るとなると、ご近所への騒音問題が気になる
芝を育てていない人にとっては、芝刈り機の音は騒音です。Twitterで「芝刈り」「騒音」で検索すると、被害者の方々のtweetが出てくる出てくる・・・。
芝生愛好家としては、耳が痛い話ですが、これが世間の常識。実情です。
以前、こんな動画をつくったことがあります。
2021年、芝刈り機騒音問題、ついに解決!これなら刈りたいときにガンガン刈り込める!
方法1:キンボシ ジャパンモアー GSJ-2500
芝刈り機メーカーのキンボシが開発した、「音の静かな芝刈り機」ジャパンモアーGSJ-2500です。日本一早く、発売前にレビューしましたのでご覧ください。
この芝刈り機、「音の静かな」なんてレベルではありません。僕だったら「音が殆どしない芝刈り機」だと言いたい。
以前、ブログで詳細説明をしていますので、こちらもご覧くださいね。
どのくらい音が静かか?といいますと、夕暮れ後にこっそり芝刈りをしても、家の中にいる家族(クーラーかけているので窓は閉まっています)が、まったく気づかない。
パパ:「今、芝刈りしてたんだよ。」
家族:「えっ?音しなかったよ??」
。。。ってな具合。その時の実験の模様(ライブで公開)がこちら。(かなり怪しい人ですw)
この芝刈り機、爆売れです(入手困難)
待望の「音の静かな芝刈り機」。しかも切れ味抜群!妥協なし!
売れそうな予感はしていましたが、爆売れ。これから生産する二次生産分もすでに予約で完売。当面入手困難です。
芝生の美しさにこだわる人の多くは、芝刈り機の騒音に悩んでいた・・・ということだと思います。
そして手動式芝刈り機は、手軽に、まるでホウキを使うように「いつでも」思ったときに刈れるのがイイですね。こんな時代がやってくるなんて・・・キンボシさんお見事!
方法2 家庭用ロボット芝刈り機 ハスクバーナオートモア305または105
キンボシ ジャパンモアーが発売される以前、「唯一の騒音解決方法」(騒音を克服しつつ芝刈り頻度を上げる)だったのが、ロボット芝刈り機です。
特に、ハスクバーナの家庭用ロボット芝刈り機、最新式の305や価格が魅力な105などは、エアコンの室外機と同等以下の音しか出ないのです。
つまり、真夜中でも美しく刈ることができる!!
僕は、ロボット芝刈り機を導入するまで、「あまりキレイに刈ることができないのではないか?」という先入観を持っていました。
実際に導入してみると、場合によっては人が刈るよりキレイに仕上がるのです。
オートモア305で芝刈りした我が家の芝生が、出光「あなたの芝生とイデコンポコンテスト2021」で最優秀賞・ベスト芝マイスターを受賞!
・・・というミラクルを経験しました。
人間の芝刈りの努力って、いったいナンだろ?www
今は21世紀。すでに、楽して美しい芝生を手に入れる時代になっているのかもしれません。
ロボット芝刈り機導入のメリットについては、この動画で超詳しく語り尽くしています。
騒音問題は、すでに道具で解決できる時代になっている
ジャパンモアーも、ロボット芝刈り機も、「今」はちょっと高いですけど、これから時間をかけて何年か後には、「音が静かな芝刈り機」が世の中の標準になっているかもしれません。
そんな感動を、月刊『家庭の芝生』8月号で語っています
まだ、ご覧になっていない方は、ぜひ、ご覧ください。
家庭の芝生愛好家(マニア)の僕が、この8月にいったい何を考えて芝生に向き合っているのか、アタマの中身を全部、語っています。
次のブログは、芝生を美しく仕上げる「エッジ処理」の便利道具のご紹介です。
お楽しみに!