芝生の雑学 東京40まいる

芝生の手入れに役立つ雑学専門ブログ

年始の芝生の手入れ 今やっておくと春までスッキリ

この季節にやっておくとちょっとお得な芝生の手入れがあります。

それが、芝生の大掃除「エッジの手入れ」。ごく簡単に切りそろえておくと、春先までスッキリした枯芝の景観を楽しむことができます。

エッジをハサミで綺麗に切りそろえる

こんな感じで、ごく簡単に切りそろえます(所要時間15分/35㎡)


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今年は秋の気温が高かったので、刈り止め後も、けっこー、芝が伸びています。

刈り止め後に伸びた芝

芝は一斉には休眠しない(個体差・環境差)

そもそも芝は個体ごとに微妙に性質が違うんで、全体が一斉に休眠するわけじゃありません。そして、同じ庭でも、芝が住んでいる環境は微妙に違います。

柱や縁石の近くなどは、地温上昇の恩恵を受けやすかったり

陽の当たる柱や縁石などの周りは地温が高く維持される

無垢のエッジは、根が効率よく呼吸できるので、伸びがはやかったりします。

根に空気が届きやすいエッジ部は良く育つ

この季節、ようやく全体の成長が止まるので景観が長く続く

我が家がある関東南部の暖地型芝の場合、ようやくこの年末・年始頃になると全体が完全休眠になって落ち着きます。

この時を狙って、エッジの見栄えを整えてあげると、もう動かないんで効果が長持ちしてオトクです。

芝生専用設計の鋏があると便利

2022年は、ついに絶版の日本製2105が市場から姿を消しました

製造終了をお伝えしたのが2021年の9月頃。それから1年くらいの間はなんとか入手できておりましたが、ついに市場在庫も底を尽きたようです。

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現在、売られているのは、2104と2107、そして2023年発売の2109(ステンレスモデル)

 

園芸の趣味とは「道具を使う”その時”を楽しむことなり」

成果はもちろん大切ですけど、それよりも日々のプロセスを楽しむことの方が大切だと思います。作業がワクワクしないと苦行になってしまいますからね(^^;)

良い道具にめぐりあった人は幸せです。そんな考えで、僕は気に入った道具を一生分確保してあるので大丈夫w

鋏の寿命が3年として10本。30年分、80歳まで使い続ける計算です(^^)

春の準備、枯芝の除去まであと1か月半ぐらい

芝生づくりの短い冬休み期間が始まります。今年の作業はいよいよこれでおしまい。

次は、2月中旬頃、枯芝の除去を行います。


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年が明けたら、必要な資材の確保を始めます。

以前は、家に置いておくと邪魔なので、なるべくギリギリに調達したものですが、現在の社会環境(世界の物流)は、「欲しいものは買えるうちに」が鉄則のように思います。

2023年は、果たしてどんな気候環境になるのでしょうか?

もはや、それも「芝生づくり」攻略の醍醐味になってきましたね。

みなさま、良いお年をお迎えください。

 

次の動画か、YouTubeライブ、ブログでお会いしましょう。

では、また!

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