先ほど、日本芝草学会 2022年度秋季大会の全プログラムが終了しました。
2日間、「芝生」だけをテーマに、さまざまな角度から、それぞれのお立場で携わる識者の方々のご知見を授かりました。
1日目は、静岡県の行政と県内緑化・芝地化に関する基金や支援団体のお話など、政治・社会と芝生、人が使って楽しむ芝生のお話から、ヤギをつかった芝地化の試み、食物循環におけるエンドファイトがもたらす思いがけない害のお話まで・・・
2日目は、町内会清掃活動参加のため、最初の部会 公園緑地・グラウンドカバープランツ緑化部会のみ出席できませんでしたが、その後に続く、校庭芝生部会は、清水地区の公園の芝生管理、園庭を芝地化した全幼稚園のインタビューを通じて、身近に芝生があることで人が生き生きと幸せに生活できることを、実感させてくださいました。
インタビューされる人が、皆、キラキラと、芝生のすばらしさを語る姿は印象的でした。「芝生っていいよねー」と(^^) その模様はいずれYouTubeで公開されるようです。ぜひ、みなさんもご覧ください。幸せになれますよ(^^)
最後のセッション、ゴルフ場部会では、近年の異常気象がもたらす芝生の障害、あらたな害虫の傾向など、我が家の芝生にも活かせる最先端の着眼点を学ぶことができました。
きっと、こういう場で報告されたことが、何年か後、社会に出て、私たち家庭園芸の分野にも影響されていくのでしょう。
やはり、日本芝草学会の大会は、先進的な情報取得に無くてはならない貴重な場だと実感しました。
さて、人を幸せにする芝生。
その育て方を、より多くの人たちに啓蒙していくことは、大きな社会貢献活動だなと、あらためて認識しました。
自らが、一層の学習につとめると共に、同じ課題を持つ仲間、先生方と協同して、
みなさんの芝生づくりに役立つ情報を、これからもどんどん発信していこうと思います。
とても感動する2日間でした。