芝生の雑学 東京40まいる

芝生の手入れに役立つ雑学を解説

【訃報】キンボシ「しばたん」こと田中隆夫さんが逝去

しばたんこと、キンボシ株式会社の代表取締役社長 田中隆夫さんが、2月9日にこの世を去られたそうです。あまりにも突然のことで心の整理ができておりません。お悔み申し上げます。

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しばたんは、春がきて新開発のキンボシサッチスイーパーSS-2000が家庭で使われるのを楽しみにされてました。

この製品、開発構想の初期は、ベストセラーのサッチレーキ(手作業のサッチ取りツール)4010がなぜ、あんなにもサッチがとれるのか。同じ構造のハズの4036が、4010と全く同じではナイのはナゼか?この点の徹底検証から始められました。


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目指すはコノ4010の秀逸なサッチ除去機能を、誰が使っても楽に実現できるマシンの開発。初期のころは、レーキにタイヤをつけてベスト角一定を保つところから始められたんです。

何年も何年も試行錯誤を繰り返し、やっとできた1号機が、2024年10月31日のブログです。設計者の米村さんが登場しています。しばたんの歓びいっぱいのブログです。

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しばたんは、「サッチの除去は、一般的にいつやるものなの?真冬はやらないの?」って僕に問い合わせが来たくらい、家庭でみんなが使い出す季節を、まだか?まだか?と待っておられました。

満を持して、シーズン到来

今週火曜日に枯芝の本格除去を実施。それがこのライブです。実践してみてわかった、この製品の沢山の気づき。実力はマニュアルに書いてあることを上回る。僕はスゴイことに気づいちゃった。しかし、あのマニュアルじゃ伝わらない。

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今週末ブログで解説し、しばたんに報告したかった!きっとお喜びになるに違いない。そう、思っていた矢先、しばたんの訃報を目にしました。あまりにも悲しい。

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亡くなった2月9日って、まさに、土壌医検定試験だったあの日です。

グリーンアドバイザー資格取得は、田中社長のススメ

僕がグリーンアドバイザー資格を取得したのは、しばたんの熱心な勧め。恩人です。
東京に会いに来てくれた際、「宮川さんはお話が上手だからグリーンアドバイザーに向いてるよ!」と目をキラキラさせながら言ってくれたんです。「田中さんのススメなら僕は受けます!」と申し込んだのが始まり。

上京の際、いただいたキンボシさんの地元のお菓子

そろばんなんです(^^)

いまでは、僕はプラチナグリーンアドバイザー。家庭園芸普及協会の公式ページでもトップランナーとしてご紹介いただき、いろんなところで「芝生の本当の面白さ」を語らせていただいています。

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田中さんと僕は、干支1まわり違うことを知り、「12年後の僕は、田中さんのようにアクティブに活動できるとは、とうてい思えないっす!」って言いました。

世のため芝のため、日本製の誇りを持って家庭園芸芝生の質的向上のために、日本全国駆け回っていた方です。世界的な市場変化の中、大胆なご決断をいつもされていました。東京支店の売却もその一つです。いつだって信念をもって世の中の大きな流れを良い方向に向けるために闘っておられました。

最後のメール

僕は、年末のふるさと納税で、あらたにジャパンモアーGSJ-2500を入手したんです。現在使っているものは、キンボシさんからの協賛(発売前)ですのでスポンサーシップに該当。もう一台、自前で手配すれば、自己調達になるわけです。そのくらいジャパンモアーの静かさと切れ味には惚れ込んでいます。

発売前から持っているジャパンモアー

今回、新たに入手したジャパンモアー GSJ-2500

ふるさと納税で新たにジャパンモアー調達しましたよ!」って、僕からご報告したのが1月7日。しばたんから返信がかえってきたのが1月16日。返信が遅くなったのは体調を崩されていたため。と。

そのメールの末尾には、こう書いてありました。

 

宮川様は芝生業界で、頂点を目指してご活躍、

すごいですね。さらなるご活躍を期待しています。

 

今読むと、お別れの言葉のようにも感じます。

僕も田中さんの歳までは、僕にできることを信念を貫いてアクティブにがんばりたいと思います。

天国から見守っててください。

ご冥福をお祈りします。
あんなに活動されたんだから、 どうか安らかに。

ありがとうございました。

 

2級芝草管理技術者 プラチナグリーンアドバイザー

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