8月は暖地型芝のピーク。一年で最も密度濃く美しくなる月です。家庭園芸芝生でピーク映えを引き出し、とっておきの写真(画像)を撮るために役立つ「エッジ処理」の道具たちについてお話しします。エッジ処理とはこんな作業です(1分動画)

まずは、ボーボーに伸びた芝のキワをスパっと垂直に切る道具
キンボシ ローラーカッターDX 4020の特長と活かし方

家庭向けにエッジ切り作業を楽にするために開発された道具です。ゴルフ場にはバンカーのエッジカッターがあるようですが、立ち乗り家庭用エッジカット専用道具という観点では、これが唯一無二かもしれませんね。ガイドローラーがいつているので、モルタルエッジや平面埋め込みのレンガの芝生エッジ管理にとても便利です。


撮影は10月下旬。本州北端青森県とは信じられないくらい美しい高麗芝でした😍
ご覧のように佐藤会長の高麗芝は、管理性を思考してモルタルエッジになっています。ここにガイドローラーを当てて足を乗せて転がすだけでキレイなエッジが簡単に維持できる。

まさに、こういうエッジのお庭に超最適!なのです。
刃がムチャクチャ鋭い!
真夏の芝の健康を考えると、この鋭利な刃物は芝の負荷(ダメージ)を最小限に垂直カットできるメリットがあります。ターフカッターと大きく異なる特長は、刃自体がムチャクチャ鋭いこと。

この尖った山一つ一つが研ぎ澄まされた鋭利な鋼材でできています。素手で触るのは危ないし、お子さんには扱わせない方が良い。農機用と同じくらい研がれた刃です。
鋭利な刃物は植物のダメージを低減
よく「カッター」と「メス」の違いが喩えに出ますけど、鋭い刃物で切った切り口は、細胞のダメージが最小限なので防御力の低下を最小限に、回復も早い。
これは植物にも言えます。この鋭利な刃物のおかげで、芝の根を切ることが望ましくない真夏においても、芝のケガを最小限にまっすぐ垂直に切り進むことができます。
我が家のエッジはモルタルなどのガイドが無いのですが、芝生の切断負荷の低減のため、真夏の仕上げはこのローラカッターDXで切り込んでいます。


エッジ処理だけで、芝生の全体の印象はずいぶん変わりますよね😅


これからピークに向けて、美しい白い砂を入れたりしながら「映え芝生」を仕上げて行くのが8月の楽しみです。
買った人から不満が出るとしたら、ムッチャ軽いので道具の使用感・質感が「高級感」には少し乏しいかもしれない。しかし使って見れば機能性は抜群です。
分厚い芝の根(地下浅いところにあるライゾーム層)を、まさに一刀両断で美しい切り口(無垢のエッジ)を出します。
もちろんターフカッターでもエッジ切りできます
専用道具がナイ方は、ターフカッターでも処理できます。大切なのは「スパっ!」と切ること。踏む時はためらわずに、一気に踏むとキレイに切断できます。
定番はバロネスターフカッター
ちょっと高いけど長ーく使えるので、結果的に品質ベースの費用対効果が高いです。
昔、動画で紹介したところ、そのシーズンは品切れになっちゃったこともあります。今では家庭のみならず、芝生に携わるプロの人も使っているベストセラー商品です。
コスパならキンボシ ターフカッターJr.
芝生をまっすぐ切る道具を持っていない人にとって、とりあえず入手するにはこのコスパは最強です。芸能人のヒロミさんのYouTubeチャンネルでもオートモア設置シーンで使っていですね😊
こんなに安くて大丈夫なのか?と、春の更新作業をすべてキンボシラインナップで実施したことがあります。こちらの動画をご覧いただくと、その使用感がよーくわかると思います。
もちろん、本格的なバロネスターフカッターに比べると質感はコスパモデル感あります。価格差何分の一か?それを考えれば納得がいくでしょう。
一般的な家庭のお庭で、イキナリ何万円も高級本格道具にお金払うのは抵抗がある人も多いハズ。キンボシは、まさに家庭園芸の味方なんです。
エッジカット後の管理は、芝生鋏がオススメ
エッジはカットしたその時から伸び始めます。健康に管理した真夏の芝は伸びも早い。スパっとした輪郭を維持するために、基本中の基本道具、芝生鋏はいわば映え管理の必需品です。

残念ながら僕のイチオシ!日本製の高品質刃物、キンボシ芝生鋏2105・2106は市場から姿を消して久しい。
しかし、今でもホームセンターの店頭などに密かに置いてあるウワサも聞きます。もし黄色い柄のキンボシ芝生鋏を見かけたら、迷わず買い!です。
芝生鋏は切れ味はもちろん、1度の作業で手の特定の筋肉を使って何十回も反復動作する道具ですので、ご自身の手にしっくりくることが一番大切。
だからいろいろ試して、自分の手に合う良いものを探してみてください。
同じ道具でも、使用感はそれなりに違う
このショート動画をご覧いただくとおわかりいただけます。
家庭園芸の醍醐味は、道具を使っているその時を愉しむこと也
ハサミは、人間の感覚が最も敏感な「手」で操るもの。イイ道具との出会いは、園芸そのものを楽しく豊かにします。ぜひ、ハサミについては納得のいく良い道具を探してください。良い道具にめぐり合えることを祈ります。
ガルデナは評判がイイけど使ったことがナイのでちょっと興味アリです
使っている方がいらっしゃいましたら、どんな感じか教えてくださいね。僕は一生涯分の2105を確保しちゃったので、ご縁がありませんw
あれ?キワといったらバリカンでは?
バリカンは多枚刃のハサミ。簡易的に刈り揃える道具です。仕上がりの美しさは芝生鋏にはかないません。
この柱のキワを刈ってみましょう。



これが芝生バリカンの限界。ぜーんぶハサミで切るのは大変。だからバリカンで粗々キレイにして、最後だけハサミで仕上げる。そーいうルーティンになります。
ハサミオンリーに対して手の筋肉の疲労を大幅に低減できるので、あると便利ですよ😊
京セラの芝生バリカンの刃は、なんと日本製、新潟の三条刃物なので、マニアにはオススメです。

品質の割にコスパがイイ😊
ただし、芝生管理用の芝刈り機を既に持っている人は、ポールバリカン・・・買わないほうが良いと僕は思います。
別途、メインの芝刈り機を持っている人は、ポールを使って芝刈りに使うシーンは稀になると思います。
バリカンを使うときは芝生に近い位置で手作業で仕上げるシーンが圧倒的に多く、結局、本体のみを単体で使うことが多くなる・・・というのが僕の経験です。
バリカンは広い面積の芝刈りにはコスパが悪い
バリカンの刃は消耗品ですので、使えば使うほど切れ味が落ち、刃の交換が必要になります。ハサミ研ぎにはそれなりの技術(勘どころ)が必要で、これだけの多枚刃を良好に研ぐのは現実的ではありません。
ある程度広い面積の芝刈りに使う場合は、定期的な刃の交換が必要になります。コスパの観点で少し不利です。
ちなみに、芝生バリカンの刃の交換はこんなに簡単です。3分かからないと思う。
芝刈り道具については、この動画で徹底比較して解説してます。芝刈り機選びの参考にお役立てください。特に、住宅街では「音量・音質」は大切な要素になるケースが多いです。よほど恵まれた環境でない限り、近隣騒音もしっかりと検討しておくことが、結果として「頻繁な芝刈り」を可能にします。
道具を楽しむのも、家庭園芸芝生の醍醐味
特に、切れ味の良い刃物は使っていて気持ちイイし、植物も幸せです。ぜひ、良い刃物とめぐりあってください。
家庭園芸のことについて専門的に学びたい人は、家庭園芸普及協会の「グリーンアドバイザー資格」へのチャレンジがオススメです。
植物に関する実にさまざまなこと、基礎からしっかり学べて、人に話したくなる雑学がたくさん身につく。専門的に学ぶための登竜門として、最も適した資格だと思います。
ぜひ、チャレンジしてみてください。見える世界が変わります。
家庭園芸芝生に役立つ「雑学」を発掘し、チャンネル登録者さんに情報提供しています
雑学を知れば、あなたの芝生づくりは、もっと!楽しくなる。興味ある方は、チャンネル登録をお願いします。一緒に芝生の面白さ・不思議さ、たくさん知りましょう。
次の動画かブログでお会いしましょう。では、また!
2級芝草管理技術者ゴールドグリーンアドバイザー
芝生の雑学 東京40まいる









