このたび、我が家の庭で、実際に使用する機会を与えていただいたので、レビューしたいと思います。
日本の芝刈り機メーカーのキンボシが、芝生のサッチ取り専用に設計開発したレーキ
比較対象は、我が家でこれまで使用してきた、ホームセンターで売っている汎用の(芝生専用ではない)レーキ。ステンレス熊手です。
正直なところ、このステンレス熊手でも、ぐんぐんサッチがとれるので「これで充分」だと思っておりました。今回は、芝生専用設計の製品(キンボシ)が、汎用のレーキと何がちがうのか?が、ポイントだと思います。
キンボシ芝生専用レーキの値段は、汎用品レーキ+1000円くらい。芝生専用設計ながら、意外とリーズナブルです
どちらもサッチがとれるけど、芝生サッチ専用品は、取れ方が違う
一般的な汎用品レーキ
一般的な汎用品レーキでサッチングすると、地面の土にレーキの先を食い込ませて、目土・目砂ごと地表に掻き出すようなサッチの取れ方になります。
キンボシ 4010芝生のサッチ取り専用レーキ
キンボシのサッチ取り専用レーキでは、カリカリカリカリと、芝の根本付近からサッチを剥がし取るように、浮き上がってくるので、あまり目土・目砂が浮き上がらず、サッチと弱った老朽芝だけがとれてくる感じです。
同じ場所、同じときに比べてこの違い
ここで使った、キンボシ芝生のサッチ取り(小)8本爪タイプは、駐車場スペース2台分くらいの広さまでの芝生用。芝生に座ってじーっくりとサッチとりする人や、スポット処理用にオススメです。とても良くとれます。
強敵、大きいほうのレーキも比較してみます
ここで対決相手となる汎用品のステンレス熊手は、僕が以前に動画でご紹介したことがあります。これ、意外とイケてるので強敵ですw
汎用品レーキでのサッチ取りは、「土の中を掻く」なのです。
でも、僕が見込んだだけあって、汎用品ながらこのステンレス熊手、なかなかイケてるでしょ?(^^)
キンボシ芝生のサッチ取りレーキ(伸縮式)12本爪は、カリカリとスライドでサッチを剥がす
これに対して、キンボシ 芝生のサッチ取りレーキ(伸縮式)12本爪は、芝の根本から「カリカリとサッチを剥がす」です。
大きいタイプ(12本爪)のキンボシ芝生のサッチ取りレーキ
こちらのタイプは、立って作業する人向き。少し大きめの庭を全面サッチングするときなどは、こちらのタイプがオススメ。
ただし、大きいほう(赤)には、使い方にコツがある(気づきました!)
はじめて長いほうのレーキ(4036)を使ったときに、「あれ?小さいほうのレーキ(4010)ほど、サッチがとれない??」と思ったのです。
原因は、芝生への入射角
長いほうのキンボシ芝生専用レーキ(画像奥の赤)は、柄が長いので、柄の部分を高くあげて作業すると、先端部のレーキ刃が芝に鋭角に入ってしまって、空振りしたりひっかかったりしやすくなります。
柄を伸ばして使うときは、柄は腰のあたりで低く、水平にスライド
作業時に意識すべきはレーキの先端部分です。低い位置で水平にロングストロークでスライドさせると、効率よく広い面積のサッチを掻き出すことができます。
そうすれば、短いレーキ(4010 黒8本爪)と同じように、小気味よくカリカリ広い面積のサッチが浮き上がります。
くれぐれも、柄を高い位置で持って、先端部の角度を鋭角にしすぎないように注意してくださいね。(※ Amazonレビューの一部の人の酷評は、そういう間違った使い方だからじゃないかな??と僕は思います。)
このレーキは、水平に水平に、スムーズにスライドさせて使うと、本来の能力を発揮しますよ。
使用感は動画のほうが伝わりやすい
この動画をご覧いただくと、サッチの取れ方が視覚と聴覚でわかります。とても小気味よくカリカリとれるのが特徴です(^^)ぜひ、ご覧あれ。
この動画での4036(赤)の使い方でも、まだ、立ってます。「もう少し寝かしてスライドしたほうがイイ」と、撮影後に気づきました。ご参考まで。
日本のメーカーが芝生愛好家のためにつくった「芝生専用設計」の道具
おそらく、芝生専用品をつくるよりも、汎用品をつくって広くホームセンター売り出したほうが購買の母集団が多くて儲かるんじゃないか?と僕は思います。
キンボシさんは、家庭用芝刈り機メーカーだから「芝生用」の開発にこだわる。
僕たち芝生愛好家にとって、とても貴重なお取組み。ありがたい企業さんです。
みんなで応援していきましょうね!
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ホームセンターでは唯一、ジョイフル本田が店舗で現物を取り扱いしてます
お近くに、ジョイ本がある方は、行ってみたら意外と簡単に手に入るかもしれません。補足の情報でした(^^)
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では、また!